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ネパールのお祭り

先日、港区西麻布にある長谷寺(ちょうこくじ)で、ネパールのお祭りがありました。ナカジュクの決起会にも来てくれた、歌手の佐野碧さんからの招待でしたが、午前中は2015年にあったネパール大地震(M7.8)の慰霊祭でした。貧しい国なので、復興には時間がかかるようです。佐野さんは、それ以前からネパールと関りが深く、音楽を通して支援活動をしています。
さて、その当日、光明(こうみょう)さんというネパールから来ているお坊さんに会いました。日本は8年目ということですが、この4月から駒沢大学に入り、大学院まで行く予定だそうです。
「将来の夢は?」と聞くと
「ネパールに小学校をたくさん作りたい」と。
まだまだネパールでは、小学校へ行けない子どもが多いようです。また、日本の「和」の精神を自国に持ち帰りたいと、言われていました。人柄もとても素敵な青年でした。

長谷寺.jpg

(右:光明さん、真中:佐野碧さん)

貧しい国で育った光明さんは、豊な国?に見える日本を目標として、希望に満ち溢れた表情をしていました。一方、豊かな国で育った、我々日本の人はどうなのだろうか?
少し考えさせられました。
今一度、当たり前のように得られている物事に感謝しなければならないと思えた出会いでした。
長谷寺には、歌手の坂本九さん(1985年の日航機事故で他界)が眠っています。
イベント最後の出演者として、佐野碧さんが唄った九さんの『見上げてごらん夜空の星を』は、心に沁みました。

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