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警視庁訪問…

先日の青年塾リーダー研修は、
日本の安全対策を学ぶことを目的に、
警視庁を訪れ、前警視長官の樋口建史氏のお話を伺いました。
当然のごとく、警視庁内は撮影禁止でしたが、
最上階から見える皇居内の光景は、素晴らしかったです。

2014-03-19 19.04.47.jpg
 (懇親会で)
 
樋口氏は、情報公開を積極的に推進した方で、
オウム事件の解決にも大変活躍をされた方です。
印象に残ったお話として、
「警察官は、判断をしなければならないとき、机にある判例集を開いてそれをするのですが、それでは判断も遅くなるし、さらに同じ状況で物事が起こることはないのだから、判例集は、本棚へ移動し、自分で判断をさせるようにしました。」
「東日本大震災のとき、金庫が一万個程回収されました。警察であっても法律ではそれを開けることができません。そこで、訴訟が起こるとしたら、器物破損からの民事訴訟だから、あらかじめその予算を用意するように指示し、全ての金庫を開けたところ、98%が持ち主に戻りました。」
庶民の目の高さに立ったお話だと、感激しました。

また、
「今、1日に5000件の110番がきますが、1000件は相談レベルのものです。つまり、地域のコミュニケーションがあれば解決するようなことも、警察に連絡がきます。犯罪も、コミニティーがあれば起こらなかったことがたくさんあります。」

それをお聴きして、塾という場が子どもたちの「居場所」になることで、救われる子がいるならそうなりたいと、心から思いました。



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