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子ども心を支えるコミュニケーションとは…

表題のテーマで、
早乙女紀代美氏(東京ユング研究所カウンセラー)の講演がありました。

冒頭にこんな質問が…

「公園の砂場で自分の子どもがお友だちと遊んでいて、
お友だちが、バケツを貸してほしいのだけど、我が子は決して貸そうとはしません。
隣では、そのお友だちのお母さんも一緒に見ています。
あなたならどうしますか?」

多くの方がとる行動は、
我が子へ
「あなたはずっと遊んでたんだから、少しぐらい貸してあげなさい。
人の気持ちがわかる子にならなきゃね」
と言った具合に伝えるのではないでしょうか?

ところで、このお母さん、
我が子には、
「人の気持ちをわかるように…」
と言っておきながら、
この子の「貸したくない」という気持ちには、少しも寄り添っていません。

さらに、講師の先生が言うことには、
「このお母さんは、隣りに見ていたお友だちのお母さんから、
悪く思われたくないから、そのように我が子に接するんです。
バケツを貸して欲しければ、貸して欲しい方が、どうすれば貸してくれるのか考えれいいんです。」



私たちは、
誰かが作った常識感に振り回されることがあります。
「積極的に明るい」⇒◎
「消極的で暗い」⇒×

でも、芸術家、職人、研修者のほとんどは後者のタイプです。

肯定的に物事をとらえることはとても大切なことだと思います。

例えば日本では、
出かける前に
「忘れ物ない?」と聞きますが、
欧米では
Do you have everything?
(みんな持った?)
と確認します。

日本人の『自己肯定感』が低いのは、
こんな日常の会話のつみ重ねも影響しているかもしれません。

Don't run! < Walk please!

居心地の良い『居場所』が想像できます…。


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